鎌倉ジェラートの聖地「ラッテリア ベベ」完全ガイド
latteria bebe kamakura――その名を聞いただけで、鎌倉グルメに詳しい人なら目を細めるはず。由比ヶ浜エリアにひっそりと佇むこのイタリアンカフェは、観光客だけでなく地元の常連客にも長く愛されてきた、いわば「知る人ぞ知る」存在だ。ジェラートを片手に路地を歩く女性たちの姿が、今もなお鎌倉の日常風景に溶け込んでいる。
実は先日、友人の紹介でようやく足を運ぶことができた。正直、これほどまでに「本物のラッテリア(乳製品専門店)」の哲学を体感できる場所が国内にあるとは思っていなかったのだが、latteria bebe kamakuraはその期待をはるかに超えてきた。店内に漂うフレッシュなミルクの香り、こだわり抜かれたイタリア産食材の数々。訪れるたびに新しい発見がある、そういう類の店だ。
ラッテリア ベベとは?鎌倉に生まれたイタリアン乳製品の小宇宙
「ラッテリア(Latteria)」とはイタリア語で乳製品専門店を意味する。ミルク、チーズ、ヨーグルト、そしてジェラート。乳の恵みを多角的に表現するというコンセプトは、日本のカフェ文化においてまだまだ珍しい。ベベ(Bebe)という愛称が示すように、どこか無垢で優しい雰囲気が漂っていて、はじめて訪れる人でも不思議と肩の力が抜ける。鎌倉という土地柄、古都の静けさとイタリアのカジュアルな食文化が交わることで、独自の空気感が生まれているのだろう。小さなドアを開けた瞬間から、日常とは別の時間が始まる感覚。それが多くのリピーターを生む最大の理由かもしれない。
【独占公開】限定メニューと最新グルメ情報を徹底解説
これを読んでいる方の多くが最も気になっているのは、やはり「今、何が食べられるのか」という点だろう。ラッテリア ベベでは季節ごとに限定フレーバーのジェラートが登場する。現在注目を集めているのは、神奈川県内の農家から直送された新鮮な生乳を使った「濃厚ミルクジェラート」だ。乳脂肪の甘みがふっくらと広がり、後味はきれいにすっと消える。砂糖の量を意図的に控えめにすることで、素材そのものの風味を最大限に引き出している。さらに今シーズン話題になっているのが、イタリア産ピスタチオを使ったフレーバー。ナッツの香ばしさと塩気が絶妙に絡み合い、一口食べれば「また来たい」と思わずにはいられない完成度だ。カフェメニューとしては、フレッシュチーズを使ったトーストやラテアートで仕上げたカプチーノも人気が高く、ジェラートと合わせてゆっくり楽しむ訪問者が多い。限定メニューは事前にInstagramで発信されることが多いため、訪問前にチェックしておくのが賢明だ。
インスタグラム映えの理由――視覚で楽しむジェラート体験
SNSを開けば、ラッテリア ベベのジェラートカップの写真が次々と流れてくる。白を基調とした器に盛られた淡い色合いのジェラート、古民家風の内装、窓から差し込む自然光。すべてが「撮りたい」という感情を自然と引き出す構成になっている。インスタグラム映えというとやや軽い印象を受ける人もいるかもしれないが、ここでは話が違う。視覚的な美しさが、味の期待値を高め、実際に食べた時の感動をさらに増幅させる。食体験として意図的に設計された空間だと言っても過言ではない。実際に店を運営するスタッフも、「見た目と味の両立にはとことんこだわっています」と語っている。ジェラートのフォルムや色の配置にまで手を抜かない姿勢が、口コミとSNS拡散を生み続けているのだ。
女子旅・女子会の定番スポットとして定着した理由
鎌倉を訪れる女性グループの間で、ラッテリア ベベはいまや「外せない立ち寄りスポット」として定着している。理由はいくつかある。まず、一人でも複数人でも楽しめる空間設計。テーブル席のほかに、気軽に立ち寄れるテイクアウト対応もあり、観光の合間にさっと立ち寄るスタイルにも向いている。また、甘すぎないジェラートのラインナップが「大人の女性」にちょうど刺さっているという声も多い。小町通りや鶴岡八幡宮を観光した後、由比ヶ浜方面へ歩きながらカフェ巡りをするルートにも自然と組み込める立地。女子旅の計画を立てる際にはほぼ必須の候補として名前が挙がるようになっており、旅行ブログや口コミサイトでの評価も一貫して高い。
こだわりのイタリア産食材が生む「本場の味」
ラッテリア ベベが他の鎌倉カフェと一線を画している最大の要因は、食材への妥協のなさだ。ジェラートに使用するピスタチオはシチリア産、チーズはイタリアの提携農家から直輸入。そもそも「ラッテリア」というコンセプト自体、日本ではほとんど根付いていない業態だから、食材の選定にかける情熱はひと際強い。ヘーゼルナッツや洋梨、マスカルポーネなど、イタリア料理に馴染みの深いフレーバーが豊富に揃っている点も評価が高い。「現地のジェラテリアと遜色ない」という声さえ聞こえてくるほどで、イタリア在住経験のある日本人からも絶賛されているというのは、なかなかの太鼓判だ。
鎌倉グルメ観光のルートに組み込む、おすすめの過ごし方
鎌倉を一日かけてめぐるなら、午前中に鶴岡八幡宮や長谷寺を訪れ、昼食を小町通り周辺で済ませた後、午後の散策ルートにラッテリア ベベを組み込むのが定番の流れだ。由比ヶ浜周辺は海風が心地よく、テイクアウトのジェラートを手に海沿いを歩くだけで、ちょっとした非日常体験になる。店内でゆっくりカプチーノを飲みながら旅の疲れを癒すのも良し、数種類のフレーバーを試食してお気に入りを見つけるのも良し。混雑を避けるなら平日の午前中か、夕方16時以降が比較的ゆっくりできるという地元情報もある。鎌倉はカフェ文化が豊かな街だからこそ、ラッテリア ベベのような「専門性の高い一軒」が際立つ。ただ食べるだけでなく、食材の背景や店のフィロソフィーを感じながら過ごすひとときが、旅の記憶をより濃いものにしてくれるはずだ。 (出典: latteria bebe kamakura(Yahoo!ニュース))